■ MBA友の会 2011年壮行会 – MBA Good Luck Party 2011 –
2011年5月22日(日)に東京で、新キャンディデートの壮行会「Good Luck Party2011」が開催され、121名の方に参加いただきました。
参加してくださった皆様、および実行委員の皆様、ありがとうございました!
<MBA友の会 2011年壮行会 — MBA Good Luck Party 2011 —>
□ 日時:2011年5月22日(日) 17:30~20:00
□ 会場:如水会館 オリオンルーム
□ スケジュール
17:30-17:40 開会挨拶・乾杯 (MBA友の会副代表 俵輝道)
18:00-18:45 特別講演 (日産自動車株式会社 執行役員 市場情報室長 星野朝子様)
18:45-19:05 歓談
19:05-19:20 新キャンディデート決意表明
19:20-19:35 歓談
19:35-19:50 応援メッセージ・ビデオレター上映
19:50-19:55 閉会の辞(2011年壮行会実行委員長 王棟)
□ 壮行会
今年で15回目を迎えた『MBA友の会』最大のイベントであるMBA Good Luck Party 2011が東京の如水会館にて開催されました。
新たにMBA留学をされる皆様の入学までの苦労をねぎらい、交流を深め、留学の成功とその後の活躍を祈念するこの会に、今年も120名を超える方が参加されました。
Holder | 2割 |
Candidate | 3割 |
Applicant | 4割 |
Others | 1割 |
MBA友の会副代表・俵輝道による開会の挨拶・乾杯を皮切りに懇親が開始され、会場のあちらこちらで、新キャンディデート同士では、これまでのキャリアとMBAで得たいこと、就職活動情報の共有など、また、アプリカントとホルダー間では、キャリアパスとMBAの位置づけなど、様々な情報交換が行われました。
その後、日産自動車株式会社 執行役員 市場情報室長 星野朝子様より、参加者に向けたスピーチを頂きました。
星野様は、ご自身のMBA生活とその後のキャリアから、MBAで得られるもの、そしてそれらをどう今後に生かしていくかを実体験に基づいて紹介いただきました。特に、日本の文化の特殊性にMBAの体験を経て気付き、グローバルに活躍していくために、違いを違いとして受け止めること、また、日本に戻った後は、すぐに日本の文化に戻ってしまうことが多いが、MBAの体験を活かし、常識を常識と考えず、居心地の悪さを気にせず実績を上げることを意識することが重要とのメッセージが印象に残りました。
決意表明では、30名を超える新キャンディデートがそれぞれの思いを短い言葉で端的に述べていただきました。皆の熱い思いが伝わる決意表明であり、限られた言葉で、自分の思いを適切に伝える能力はさすがだなと思わせました。
終盤には、ホルダー等関係者からの応援メッセージが読み上げられ、恒例となった(?)Kellogg在校生の応援ビデオメッセージを上映。新キャンディデートの留学に向かう気持はさらに高まったようです。
また、歓談タイム中には、Good Luck Party名物の「ごりやく堂」も開催されました。今年は、MBAnoWA!との共催により、例年にも増して充実した品ぞろえとなり、破格で有用な参考書が入手できることから、こちらも活況を呈していました。
最後に、自身も新キャンディデートであるGood Luck Party 2011実行委員長・王棟からの閉会の挨拶を持って15回目のGood Luck Partyは閉会となりました。王は中国で高校卒業までを過ごし、日本の生活を経て、米国のMBAコースに進みます。日中の生活経験に基づく、感動の挨拶は、こちら。
今回のGLP2011は、東日本大震災の発生を受け、一時は開催中止も検討しましたが、こんなときだからこそ実施しよう、ということで開催に至りました。なお、ごりやく堂の売上など、今回のイベントでの余剰金70,142円を日本赤十字社を通じて震災への義援金にいたしました。
□ 応援メッセージ
これから最高に楽しいですね。がんばってください。
(柴田英寿さん/ Washington大学/ Class of 1998)
素晴らしい2年(or1年)が待っています。万全な準備をして留学してください。
あー、うらやましい!! 僕ももう一回行きたいな!
(大橋英雄さん/ Pennsylvania大学/ Class of 2008)
Dear new MBA candidates,
Capture the moment, continue your journey.
(K.F)
みなさん、合格おめでとうございます!
MBAは、勉強や就職も確かに大事ですが、利害関係のない友人をつくるまたとないチャンスです。
私はとなりの学校の人たちと仲良くしていたら、卒業後、学費をペイできるほどの仕事をもらい、更に、妻を紹介してもらいました。また、アラムナイ活動に貢献していたら、卒業生会の会長を拝命し、先輩や後輩、他のスクールの人たちとの交流が広がり、アメーバ式に知り合いが増えています。これは将来、ビジネスにもきっと有益なネットワークになると思います。
みなさん、是非、この機会を活かしてたくさんの友人を作り、人生をより豊かにしてください。
(高橋武治さん/ Duke大学/ Class of 2003)
合格おめでとうございます!GMATやエッセイの苦労が報われた喜びはひとしおだと思います。貴重なお金と時間を投資する2年間だと思いますので、たっぷりとやりたいことを準備して、入学1日目から最高のスタートを切っていただけたらと思います。
夢にまで見たであろう留学生活、思う存分満喫されることをお祈りしております!
(小室秀介さん/ INSEAD大学/ Class of 2011)
合格おめでとうございます!!!
一年間という長い受験期間本当にお疲れさまでした。受験結果に大満足の方もいれば、ひょっとすると少々不満が残る結果に終わった方もいらっしゃるかもしれません。ただ、留学後の生活は、そちらにいらっしゃる方全員が間違いなく100%満足できるものになるものと確信しております。
2年間仕事を忘れてひたすら自分を高める機会がここにはあり、仲間と共に学び・楽しむ機会に溢れています。どうぞ、合格された時の高い志を忘れず貴重な2年間を満喫してください。
合格おめでとうございます!!!!
(松澤幹浩さん/ Texas大学Austin校/ Class of 2012)
これから新たな道へ踏み出した皆さんへ、
「最後の授業」ランディ・パウシュ著 原題”The Last Lecture: Really Achieving Your Childhood Dreams”の一節を送ります。もしくじけそうになったら、読んでみて下さい。
『夢をかなえる道のりに障害が立ちはだかったとき、僕はいつも自分にこう言い聞かせてきた。レンガの壁がそこにあるのには、理由がある。僕たちの行く手を阻むためにあるのではない。その壁の向こうにある「何か」を自分がどれほど真剣に望んでいるか、証明するチャンスを与えているのだ。』
(木島正博さん/ RSM Erasmus大学/ Class of 2006)
キャンディデートの皆様、
こんにちは。ハーバード・ビジネススクール留学中の倉橋隆文と申します。
皆様、留学決定おめでとうございます。
私の場合、去年のGLPの頃には、新生活への期待とともに少しの不安もありましたが、実際来てみたらものすごく楽しくエキサイティングな毎日で、1年があっという間に過ぎてしまいました。もう半分終わってしまったかと思うと早くも名残惜しい気持ちです。
そんな素晴らしい生活を始める皆様に、私が留学を始めて最初に習った”FOMO”という言葉をご紹介したいと思います。これは”Fear Of Missing Out”の略でして、「とにかく全てのイベント・機会を有効活用しなくては!」という思い、またそれに囚われることを指します。
入学時、教授陣に何度も「FOMOに囚われるな」と注意をされましたが、まさにその通りでした。MBAには様々な分野に興味を持った人が集まります。開催されるイベントも多種多様です。毎日の勉強に加え、これらのイベントにとにかく参加し、さらに場合によっては就活まで始めると、簡単にパンクしてしまいます。私も、そのせいで全てが非効率的になってしまう時期がありました。
MBAは確かに大きな投資なのですが、あまり気合を入れすぎずに、楽しんでいただければと願っております。
(倉橋隆文さん/ Harvard 大学/ Class of 2012)