去る6月11日(日),東京・一ツ橋の如水会館にて,恒例のMBA Good Luck Party (以下GLP) 2017が開催されました。
本イベントは,MBA留学に今年旅立つ予定のMBA Candidateの皆様を激励し,留学が実り多いものとなることを祈念するイベントです。
今年は100名を超えるCandidate,Holder,Applicantが参加し,MBA関係者の絶好のネットワーキングの場となりました。
ご参加いただいた皆様,そして当日ボランティアとしてご協力いただいた皆さま,誠にありがとうございました。
【開会の辞および乾杯】
まずはじめに,MBA友の会副代表の俵輝道(Tuck School of Business, class of 2003)による開会の辞で会は幕開けしました。
その中で,自身のMBAの経験をもとに,
・ 自分の人生におけるオーナーシップをもつこと
・ 在校生および卒業生の世界中に広がるネットワークを大切にすること
の2点を強調し,MBAで得られる経験を実りあるものにしてほしい,と激励の言葉がかけられました。
【激励スピーチ】
乾杯後,歓談を挟んだ後,日本交通株式会社代表取締役会長兼JapanTaxi株式会社代表取締役社長である川鍋一朗様(Kellogg School of Management, class of 1997)による激励スピーチが始まりました。
実は,川鍋会長にはGood Luck Party 2012でも激励スピーチをいただいております。
しかし,最近メディアをにぎわせた初乗り運賃値下げの取り組みのように,伝統的な業界に変革を起こし続けているリーダーであり,MBAホルダーとしてのロールモデルである川鍋会長に,今だからこそ改めてお話をお伺いしたく激励スピーチをお願いした次第です。
今回のお話で最も強調されていた点は,MBAを通して事業の経営に欠かせない「自信」をもつことができた,ということでした。
実際に事業に携わり始めた当初は,MBAやコンサルティング業を経るよりも,早くリアルビジネスに取り組むべきだった,と強く感じたそうです。しかし今振り返ると,MBAを経たからこそ体系的にビジネスを学ぶことができ,世界でも通用することを実感し,今経営に携わる上で自分の判断に自信をもつことができている,とのお話をいただきました。経営に取り組む中で,最後に大切なのはスキルではなく「自分の判断を信じること」という点を強調されており,この自信が得られたのは世界のTop schoolで学び,十分通用する実感を得たからだということでした。
終始とても和やかな雰囲気でしたが,大変説得力のあるお話で,スピーチ終了時には拍手が鳴り止まないほどに参加者はすっかり心を掴まれていました。
【ご利益堂】
激励スピーチの後,GLP恒例の『ご利益堂』が開催されました。
こちらは,今年合格を勝ち取った新Candidateの方々より寄贈いただいたご利益ある参考書や問題集をApplicant向けに格安で販売する企画です。
今年は,これまで以上の数の参考書・問題集を寄贈いただき,開始時から大盛況でした。
受験の思い出が詰まる貴重な本を寄贈いただき,ありがとうございました。
【決意表明】
会の中盤から終盤には,計40名弱の新Candidateによる決意表明が行われました。
個々の目標は異なるにせよ,共通してこれから始まる学校生活に大きな期待感を抱いており,大変力強い決意表明となりました。
【閉会の辞】
最後に,GLP2017実行委員長であり,新Candidateである柴田大樹(Manchester Business School, class of 2019)より,閉会の挨拶をもってイベントに幕が下りました。
参加者への御礼から始まり,自らのMBA受験の始まりとなったきっかけ,MBA合格までの苦労話など,これまでの日々を新Candidateの皆さまとともに懐かしみ,開場の笑いを誘いながらの閉会挨拶となりました。
【最後に】
これからMBAで学ばれる新Candidateの皆さま,心よりおめでとうございます。また,今回GLP 2017にご参加いただいた皆さま,どうもありがとうございました。
この後,有志で2次会も開催し,1次会で話し足りなかった分も満足ゆくまで話し合い,繋がりを深める機会となりました。